7月5日(日)球場:オーエンススタジアム江戸川
筑波大附 000 001 000 1
九段中等 000 000 000 0
梅雨空が続きましたが、夜半の雨も上がって開催することができました。9回裏、語り草になるであろう監督の采配と選手の頑張りで、1-0の試合を勝ち切りました。初戦突破は、20218年以来です。
例年4月に練習試合を組んでいただいている九段中等との対戦でした。春季大会でも本大会の初戦を勝ち上がった九段中等の打線を、附属先発の川村投手が初回を三者凡退に抑えてくれました。その後2回、3回と走者を背負いましたが、内外野の守備が支えてくれました。特に、3回無死一塁から盗塁を刺した捕手の田島くんの送球は見事でした。
一方の附属打線も、九段中等の小方投手からなかなか走者を出せません。外角への制球が見事で、打席でスイングを崩されて力強い打撃ができていません。5回終了時点で、附属は1安打1死球、九段は2安打1四球、投手も野手の守りも殆ど差のない両チームの好試合です。6回表、附属は1番福本くんがショート内野安打で出塁。初めて無死から走者が出ましたが、初球の牽制で刺されてしまったのは、いささか不注意でした。嫌な流れになりかけましたが、二死から3番川村くんと4番田島くんの連打で先制点、ようやく均衡が破れました。
先取点を奪った直後の守りでも、緩急を生かした川村投手の投球は安定していました。九段打線は焦りもあってか、高めを打ち損じる打席が目立ちます。
追加点が欲しい附属打線ですが、7回からリリーフした九段の小此木投手も制球の良い投球で得点を奪えません。この試合で、逆方向に強い打球を打ち返す打撃ができていたのは、唯一の適時打だった田島くんの右中間への三塁打でした。こうした意識を持って、普段から打撃練習を重ねる必要があると思います。
1点リードで9回裏の守り、投球数が100を越えた川村投手は先頭の代打にこの試合2つ目の四球を与えました。攻守ともに選択肢が多い場面でしたが、続く1番DH小方くん(彼はDH/投手で先発、降板後もDHで打順に残っていました)が初球をセンターに打ち返しました。難しい打球でしたが、目測を誤った附属センター金子くんの頭上を破る二塁打で、無死二三塁。
ここで附属の河瀬監督が動きました。ショートの岩田くんをリリーフに送り、川村くんをライトに下げ、ライトの門田くんをセンターに、センターの金子くんをレフトに変更。ショートには大野くんを入れて前進守備体制を敷きました。
九段の2番早川くんの打球は強い当たりゴロで二塁手の正面に。附属の大塚君が落ち着いて捌いて本塁送球。飛び出した三塁走者を挟殺して、先ずアウト一つ。続く3番城くんの打球はレフト正面のライナー。ライン際に切れていく打球でしたが、レフトに回った金子くんが倒れこみながら好捕。普段はレフトを守ることが多い金子くんが、今度は難しい打球を上手く処理してくれました。三塁走者はスタートを切れません。九段は4番上村くんに託しましたが、引っかけた当たりの三ゴロ。三塁手の児島くんが慎重に捌いて丁寧に一塁送球。後で話を聞いたら相当緊張したいたそうですが、見事にゲームを締めくくりました。
接戦を制した夏の予選を共有できた経験を、附属のチームが目指す姿として心に留めてほしいです。
