7月13日(月)球場:神宮球場
筑大附 00 0 00 0
関東一 22 14 3X 21(5回コールド)
初戦を勝ち抜いて神宮球場で第一シード校に挑戦する権利を獲得した附属野球部ですが。ほろ苦い結果となりました。関東一高は、隙を見せず、附属の隙を見逃がさず、得点を積み上げていきました。附属にチャンスがあるとすれば、失点を極力少なく、終盤まで僅差の試合を続け、関東一高に「こんなはずではない」と違和感を持たせる展開に持ち込むことが必要条件だったでしょう。初回の攻防が非常に大切でした。
1回表の附属の攻撃は、2番大塚くんがセンター前にクリーンヒットで出塁。ここから先取点に繋げたかったですが、続く3番川村くんが初球を打ってバックネット方面への飛球。ファーストストライクから積極的にスイングしたのは良かったですが、関東一高の鈴木捕手がファールグラウンドのカメラマン席に倒れこみながら捕球。ピンチの芽を事前に摘んで、先発投手を助けました。
1回裏の関東一高の攻撃は、先頭の佐宗くんが初球を打って二遊間へのゴロ。附属のショート大野くんが追いついたのですが捕球し損ねた打球が転がります。それを見て打者走者が二塁に達しました(記録は二塁打)。2番が犠打で送り、3番田澤くんの打球はセンター方向の浅い飛球。附属のセンター門田くんは深めの守備位置を敷いていたため間に落ちて先取点を献上。続く4番井口くんの打席では、一死一塁から盗塁と悪送球で走者を三塁まで進めた後で、強烈なピッチャー返し。附属先発の岩田くんは上手く捕球したものの、三塁走者に目を向けることなく一塁へ送球。この間に三塁走者が生還して追加点。相手の好走塁で2点をもぎ取られた立ち上がりでした。
2回の裏は、附属レフトの鈴木君にとって受難の守りでした。先頭6番の轟くんの打球は手が届きそうな飛球で頭上を越される二塁打。二死から9番濱田くんの打球はレフト線よりに切れていくラインドライブ。これを後逸したら、て一気に本塁まで生還された(記録はランニング本塁打)。さらに1番佐宗くんが初球の高めのボール球を強引に振ると、レフトフェンス際まで運ばれる。岩田投手は2点で良く切り抜けました。
3回裏は、関東一高の3番4番に連打を浴びて失点したところで、附属は投手交代。ライトを守っていた川村くんが登板。攻撃の間にブルペン入りしていたものの、最初の打者5番DH柴崎くんに対して暴投で三塁走者を生還させて、四球を与える。続く6番轟くんは犠打で一死二塁とした。ここで犠打を選択するのは、次の試合を考慮した采配でしょう。ただアウトを取るのに苦労していた附属にとっては助けられた面もあります。そして次打者を三ゴロに打ち取ったのですが、サード児島くんの一塁送球が本塁側に逸れて打者走者はセーフ。ここから次のアウトを取れず、連打を浴びて川村くんは降板。1年生左腕の赤平くんをマウンドに送るが、制球に苦しんで4四死球で同じく1年生左腕の吉永に交代。打者二巡、14失点の長い守りとなってしまいました。
何とか一矢報いたい附属打線でしたが、4回から継投に入った関東一高の投手陣の前に反撃の糸口がつかめませんでした。
初戦を勝ち切って関東一高との対戦機会を獲得した3年生の頑張りには、敬意を表します。新チームは、どれだけ今日の試合から学べたか、それを糧にする向上心を持ち続けられるか、厳しい課題を与えられました。是非皆さまにも、見守っていただきたいと思います。今後とも、応援をよろしくお願い申し上げます。
